もう一つの、中3の受験勉強の仕方

HOME > 勉強の仕方 > 高校受験の勉強の仕方 > もう一つの、中3の受験勉強の仕方

もう一つの、中3の受験勉強の仕方

オーソドックスな受験勉強の仕方が夏からだとすると、ここでお話しする「もう一つの受験勉強の仕方」は夏前から(できれば春開始)の受験勉強です。
受験勉強と言いましたが、正確に言い直すと「受験に備えて内申(偏差値)を上げられるだけ上げて挑む受験勉強」となります。
1~2ランク上位の高校を目指すのが目標です。
特に、例年の平均倍率が1倍に近い地域では、内申(偏差値)を上げることによって、上位の高校に行ける可能性が高くなりますから、挑戦する価値はあると思います。

もう一つの、高校受験の勉強の画像 そのためには、学力(偏差値)を上げることはもちろんですが、それとともに内申も上げる必要があります。
5段階評価の内申の場合、内申を1上げるためには、偏差値で10位上げる必要があります。
偏差値で10と言うと、自分でもハッキリわかるぐらい頭が良くなっている状態です。

その偏差値を10上げることができるのは、夏だけです。
夏に偏差値を一気に上げて、二学期(中3の12月)の成績(内申)を上げるのです。

内申と偏差値の関係(目安)
内申5段階評価
10段階評価10
偏差値~30354045505560657075~

内申を上げるためには、授業態度(姿勢と気持ち)、宿題・定期テスト時の提出物、そして何より、中間・期末(前期・後期)の定期テストで良い結果を出すことが必要です。
そのためのやり方をここでお話しします。

狙い目のポイントは、
①春~夏をどう過ごすか
②夏に学力を跳ねさせる(一気に上げる)←最大の山場
③秋はその学力を維持させて内申を上げる
の3点です。

このような感じを狙います。

(例)偏差値の推移
 3科5科
4月55
5月未実施
6月未実施
7月5858
8月6666

※8月の模試(実力テスト)は、8月の終わりに行われるのが一般的です。

大よその流れは、次のようになります。


※全部読みたい人は、このまま見てってください。
 目的のところだけ読みたい人は、この下のプルダウンメニューから選択してください。

選択すると、選択したところへジャンプします。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


中2~中3の夏休み前まで

自宅学習の画像 この時期の課題は、勉強する癖を付けることです。
これができないと内申も偏差値も上げることはできません。
土日も関係なく、毎日真剣に勉強する習慣を身に付けるのです。

中3の夏休み前までに勉強する内容は、
・定期テスト対策(今学校で習っているところをしっかり身に付ける)
・小学校~中2までの範囲を復習する
の2点です。

定期テスト対策の基本は、自宅で問題を解いて身に付いたか確かめることです。
身に付けることを目標に勉強しますが、身に付けることができなくても大丈夫です。
色々な勉強の仕方を自分で考えながら、試行錯誤してみてください。

中3の一学期(前期の中間)の内申の目標は、中2の三学期(後期)の成績を一つも下げないようにすることです。
勝負は夏と秋にかけるので、夏休み前はとにかく勉強する癖を付けるようにしましょう。
つまり、忍耐を養い、根性を身に付けて欲しいのです。
可能なら、塾に入って、お願いして山ほどの宿題を出してもらいましょう。
その宿題に食らいついていって、勉強する習慣を身に付けてください。
泣いても叫んでもいいです。
根性を見せてください。
これが夏休み前の課題です。

志望校の校舎の画像 それともう一つ。
目標を持ちましょう!
学校見学をして、行きたい高校を決めましょう!
何が何でも行きたい!と思える高校を探しましょう!
この目標があると勉強に身が入ります。

中3の夏休み

中1・中2の総復習テキストの画像 中3の夏休みの課題は、中1・中2の総復習です。
総復習用の教材は、書店やamazon等で売っていますから、これを買ってきてボロボロになるまで仕上げてください。
詳しい勉強の仕方は、こちらでまとめています。

多分塾でも同じような復習をすると思います。
塾に通っている子は、塾の夏期講習会用テキストで構わないので、同じように勉強してください。
塾によっては、別冊の解答・解説を塾で取り上げてしまうかもしれません。
その場合は、お願いして返してもらいましょう。
それがないと、手元に置いて自宅で勉強することができなくなります。
もし、解答・解説を返してくれない場合は、書店・amazonで同じような中1・中2の総復習問題集を買って、これを使って自宅で勉強するようにしてください。

問題の取り組み方の画像 目標は、○が連続で3つ並ぶ問題の数を増やすことです。
この数が増えれば増えるほど、学力は上がっていきます。
そして、夏の終わりの模試を受けて、偏差値を10上げましょう!
ですから、夏休みが始まる前の7月の模試も受けておくといいです。
すると、模試の結果から、苦手な分野や単元がわかって、夏休みの課題が見えてきます。

また、塾は、できれば、夏の合宿がある塾がおススメです。
4月から塾に通う子は、夏に合宿があるか、確認しておくといいと思います。
但し、合宿があるような塾は進学塾が多いと思います。
個別に通う予定の子は、合宿のためだけにわざわざ塾を変える必要はありません。

時計の画像 夏休みの間の一日の勉強時間は、目標10時間です。
惰性で勉強をするのではなく、真剣に10時間勉強するようにしてください。

そのため、疲れが出てきて眠くなるときもあるでしょう。
そんなときは無理をしないで、1時間でも2時間でもいいから、グッスリ寝てしまうことです。
寝て、頭をスッキリさせた方が、効率よく効果的に勉強ができます。
ですから、お子さんが寝ていても、親御さんは叱ったりしないでくださいね。
お子さんは自分で考えて行動しているのですから、お子さんの勉強の進め方に口を挟まない方がいいです。

ご飯の画像 それと、ご家族が家にいる場合は、三度の食事は、いつも決まった時間に支度してあげるのがいいです。
そうすることによって、食事の時間がチャイムになって、一日の生活のリズムが作れ、勉強を計画的に進めることができるからです。

繰り返しますが、夏休みの目標は中1・中2の総復習の問題集を使って、○が連続で3つ並ぶ問題の数をとにかく増やすことです。
これに集中してください。

もし、小学校までさかのぼって復習をしなければいけないと思ったときは、そうしてください。
苦手が多い子は、春~夏休み前までに小学校の復習をしっかりやって、夏休みから中1・中2の復習をして勝負を掛けるのもよいと思います。

学力を一気に上げられるのは、夏をおいて他にありません。
学校が長期お休みの間に、時間を有効に使って学力を一気に上げましょう!

中3の秋(夏休み明け~内申が確定する定期テスト終了まで)

定期テストの画像 中3の秋の課題は、定期テスト対策です。

学校で習ったことは、自宅で復習してしっかり身に付けていきましょう!
勉強は、教科書に準拠した問題集を使って、その問題が解けるようになるまで、復習をしてください。
可能なら、夏にしたように、○が連続で3つ並ぶまで繰り返して復習するといいです。

塾に通っている子は、塾から定期テストの過去問をコピーしてもらって、しっかり対策してください。
但し、過去問があるからといって、それだけで勉強するのは危険です。
あくまでも、過去の傾向として抑えておく程度に使いましょう。

定期テスト対策は、通常1~2週間前から始める人が多いと思います。
でも、中3の秋は、毎日が定期テストの対策だと思って勉強した方がいいです。
そして、今まで取ったこともないような高得点を定期テストで狙ってください。

夏にしっかり勉強して偏差値を上げることができた子は、秋の勉強が楽しくなっているはずです。
何故なら、やればできるということが自分でわかったからです。
恐らく夏前の自分と違うことがハッキリ自覚できるはずです。
このようになるためには、夏休み前に身に付けた勉強癖と夏休みに行った猛勉強の成果が必要です。

中3の秋は、12月にもらう成績(内申)を夢見て、精一杯努力してください。
やれば必ず出来ます!
決して諦めないことです。
泣いても叫んでもいいから、挫折しないことです!

中3の定期テスト終了後~入試前日まで

ここからは、オーソドックスな受験勉強の仕方と同じになります。
夏に偏差値を10上げることができていれば、内申も上がるはずです。
すると、志望校は1~2ランク上を狙える位置まできていると思います。
あとは、志望校合格に向けて、一気に受験勉強を加速させてください。

過去問の画像 ここまでくると、既にやることは自分でわかってきていると思います。
過去問を徹底的に取り組んでください。

一般的に高校の入試問題には傾向があります。
毎年毎年似たような問題が姿を変えて出題されます。
そのため、過去問をやり込むことで、かなり対策できるはずです。

また、苦手と感じたところは、まとめてみたり、中1・中2に戻ったりしながら、苦手を一つひとつ減らしていきましょう。
人間は慣れることが得意な動物です。
苦手と感じても毎日毎日同じことをしていれば次第に慣れてきて苦手でなくなります。
苦手とはその程度のものなのです。

入試問題の傾向は毎年同じとは限りません。
ある年から変わるときもあります。
そのような場合は、事前に高校側から説明があるはずです。
ホームページをチェックしたり、高校で行われる説明会でしっかり情報を入手しておきましょう。

補記

ここまで読んで、「僕は、今の学力で行ける高校にいくからいい」とか「私は、成績を下げなければ今のままで大丈夫!」というような子は、中3の受験勉強の仕方の方が向いていると思います。

そうではなくて、「僕は、内申と偏差値を上げたい」とか「私は、内申と偏差値を上げて1~2ランク上位の高校に行きたい」というような子は、このページで紹介している「もう一つの、中3の受験勉強の仕方」の方がいいと思います。

実は、このページでご紹介している「もう一つの、中3の受験勉強の仕方」は、娘の体験を元にまとめた勉強方法なんです。
娘は中3の4月から進学塾に通い出しましたので、「もう一つの、中3の受験勉強の仕方」は、集団指導(グループ指導)の塾に通うような子向き、これに対して、中3の受験勉強の仕方は、個別指導の塾に通うような子に向いている、という言い方もできると思います。
通う塾で受験勉強の方法を決めることはできないので(塾に通わない子もいますから)、とりあえず両方の勉強法を見て、自分に合っていると思った方法で勉強してみてください。

参考として、娘が「もう一つの、中3の受験勉強の仕方」で勉強した結果(内申と偏差値と志望校)は、こちらで公開しています。
一つの事例として合わせてご覧ください。

↑ PAGE TOP